
今日は三田にあるレストランを紹介してみようと思います。

どんなお店か楽しみです。
三田で美味しいフレンチを食べるならこのお店。

フレンチってよくわからないんですよ。そもそもフレンチって何料理なのですか??

フレンチとは、フランス料理という意味です。洋食ですね!
洋食(ようしょく)とは、広義では西洋料理から西洋風の料理の全般を指し、狭義では日本で独自に発展した西洋風の料理。日本のものではあるが、和食とは明確に区別されている。
Wikipediaより

洋食店はたくさんあります。たくさんあり過ぎて、どこがおいしいかというのはわからないです。

このお店はおいしいのですか?

美味しいと思うかは人それぞれですね!!!

・・・・え???
お店を紹介する理由


なぜこのお店を紹介するんですか???

このお店は普通じゃないからです。ただ美味しいだけではなく、普通じゃないんです。

何が普通じゃないんですか???

フランス料理店なのに、蕎麦とフレンチと言う店。和なのか洋なのかわかりません。

確かに・・・。
このお店は和食なの?洋食なの??
そもそも、このお店。蕎麦とフレンチ仁木家では何が食べれるのでしょうか?
答えは・・・。
洋食です。
フランス料理をコースで食べることのできるお店です。
というか、コースでしかありません。お蕎麦だけ食べるという事が出来ないのです。しかも完全予約制。

今からフランス料理を食べに行こう!では、食べれないお店なんですね。

そうですね。でも、日本でいうフランス料理の認識では、気軽に食べるというよりは記念日や特別な日に食べる印象でもありますので。予約制のお店も多いのもフランス料理店の特徴です。

あと、金額的にも安くはありません。洋食でも高い部類に入るので、敷居が高いジャンルといってもいいのではないでしょうか?
『仁木家』ってどんなお店?

さて。このお店の紹介をしていきましょう。

敷居が高くても行きたいと思えるお店なのでしょうか???
フランス料理を食べに行く。それだけで少し気を貼ってしまう事もあると思います。フランス料理店とは、どういう場所なのでしょう?
食べるだけじゃない飲食店。
ご飯を食べに出かける。お腹が空いたからご飯を食べようという事でしたらフランス料理店を選ぶ必要はありません。
美味しい料理を食べるだけじゃないのがフランス料理の醍醐味です。

ご飯を食べるだけじゃない???

食事をする。それは私たち人にとって必ず必要な事です。その時間をより素敵な時間にしたい。そんな時の一つの選択肢がフランス料理です。
フランス料理の簡単な豆歴史
フランス料理は、世界三大料理の一つ。ナイフとフォークを用いる食事作法で、現代ではマナーと言うものがあるのが特徴です。 全世界で愛されてているのがフランス料理です。
そもそも、フランス料理は食材を焼いて大皿に乗せ、一斉にテーブルに広げるいわばビュッフェスタイルの宮廷料理でした。しかし、19世紀ごろ、寒い気候のロシアで料理が冷めないように1皿ずつテーブルに運ぶことがきっかけで今のスタイルの原型ができ、様々な料理人が洗練することで現代のスタイルになっています。その後、明治維新の際に日本に伝わり、一般的になったのが昭和に入ってからです。 高給ホテルでの食するのが多かったので、格式の高い高級料理として印象がついています。

ヨーロッパの人たちは一日の中で食事にかける時間が長いことで有名です。
経済協力開発機構(OECD)の研究結果によると、ヨーロッパ各国は1日で2時間程度の食事時間を取っているところが多いのです。特にフランスは2時間をゆうに超えてきます。日本は1時間半程度の調査結果となっています。

食事をしながら色んな話をする。コミュニケーションを取る文化が根付いているのですね!
コミュニケーションを取る場としての食事スタイル。

それがフランス料理の醍醐味なのです。

文化の違いが表れているのですね!
久しぶりの友人とのランチ。家族みんなで楽しいお祝い。恋人とのゆっくりとした時間。色んなシチュエーションがありますよね。そんな時に「たまには洋食でも食べに行こうか。」そんな時にようやく出てくるのがフランス料理店です。

一般的に、記念日に利用するお店にフランス料理の傾向があります。
『仁木家』ってどんな料理?

フランス料理と言っても、いろんなフランス料理があります。
和食と同じように、洋食にもたくさんの種類の料理があります。
日本食と言ってもいろいろありますよね?本膳料理、懐石料理、会席料理、精進料理。
洋食では、フランス料理、イタリア料理、スペイン料理、トルコ料理、中華もそうです。その中でもフランス料理にも細分化されていくわけです。

わかりやすくスパっと教えてください。

に。。。仁木家のフランス料理はクラシックとモダンです。。。

もっと、わかりやすく教えてください。

フランス料理の基礎を大切にして現代、日本人好みにアレンジした料理です。

・・・・・。
蕎麦とフレンチ仁木家のフランス料理
クラシカル・モダン。それはどういう意味でしょうか?
蕎麦とフレンチ仁木家の料理長、古舞氏は歴史ある宝塚ホテルにて料理の基礎を学び、ホテル阪急インターナショナル、邸宅レストラン雅俗山荘を経て「蕎麦とフレンチ仁木家」の料理を作っています。

しっかりと勉強し、経験を積んだ基礎をがあるからこそアレンジが出来るのが本当の料理。それを食べることが出来るフランス料理店なのです。

フランス料理に深い知識がある料理人が作っているという事ですね。

なのになんで蕎麦なんですか???

それがまた違う物語があるんです。
蕎麦とフレンチが融合した理由

そもそも、フランス料理を専門とする料理人が和食、しかも難しいと言われている蕎麦を打てるはずがありません。

それに、長年洋食をしてきた専門家が和食に興味が出る事もあまり聞いたことないです。

なぜそれが実現したのですか?

オーナーの根気強い説得、お願いがあったようです。
山里料理 天神山 仁木家
時をさかのぼる事2009年。今から約13年前です。春ごろに産声をあげた仁木家。
元々は蕎麦と有機野菜の懐石を食べれるお店だったのです。

完全な和食じゃないですか。
そうです。日本を代表とする4大料理の一つ、懐石料理。そのものだったのです。そしてこだわりの蕎麦。オーナーの想いが強いのもわかりますよね。

日本人は蕎麦が好きです!!!
仁木家の蕎麦は打つのが難しいと言われえる十割蕎麦。蕎麦粉だけを使った蕎麦なのです。そして、蕎麦米は三田産を使用!地産地消を目指しているのです。
蕎麦つゆにもこだわりがあり、マル秘レシピで作る優しい味。朝に打つ手打ちの細麺蕎麦にはしっかりとしたコシ。誰もが唸るそばに仕上がっています。

フランス料理の最後に最高の蕎麦。お口直しにはこれ以上無い組み合わせですね。
『仁木家』ってどんな店???

イタリアンとフレンチがあるようですね。西洋料理です。

今回はフレンチのお店にフォーカスをあててみましょう。
三田市の住宅街から外れ。田園の中にそのお店はあります。小山の麓に隠れ家のように佇む和モダンな建物。そこがお店です。


・・・・・。。。。。。

気持ちはわかります。お店があるようには見えませんね。
田んぼの中にひっそりと見えるレストラン。全室個室で、ゆったりと過ごせるプライベート空間。
四季折々の自然が楽しめるフレンチレストラン。都会にあるスマートなレストランではありません。開放感あふれる田舎フレンチ。このシチュエーションはこの場所に来なければ味わう事は出来ないでしょう。
都会中心型レストランから地産地消を活かした「この場所でしか食べることのできない料理」へと変化してきたレストランの一つですね。

東京の星付きレストランでおいしい料理を堪能するのも素敵ですが、わざわざ足を運んでその場所でその場所でしか食べることのできない料理を求める食通さんが増えましたよね!
フレンチと蕎麦。和×洋の不思議なメニュー構成。
お箸で食べるフレンチと言うものは数十年前位に一部レストランで流行りました。特に京都ではフレンチでもお箸を使う店舗は多かったと思います。
しかし、フランス料理で蕎麦をメニュー構成に入れてくるところは聞いたことがありません。

フランス料理で蕎麦。それはおいしいんですか?

近年の乾麺は確かにおいしくなりましたよね。ですが、この店の蕎麦はガチ蕎麦です。
料理の世界で40年以上の経験を持つフレンチシェフが打つガチ蕎麦。

三田産蕎麦実を石臼挽きした粉を使った十割蕎麦。細く仕上げた蕎麦はコシが強く、蕎麦の香りをシンプルに楽しんでいただけるように試行錯誤しています。
蕎麦つゆもオリジナル。少し甘味をきかせた、かつおとさば節の香り豊かなつゆです。

つまりどういう事ですか???

蕎麦専門店と同じくらいのガチ蕎麦ってことです。
元々、仁木家は和食のお店。蕎麦のお店だったのです。その蕎麦の伝統を今もなお、継承しているわけですね。
顧客を大切に。変わらない『仁木家』伝統の味とフレンチという新たな要素の融合で「お客様に喜んでいただきたい!」
それがこのお店のコンセプトです。
こだわりの野菜と仁木家特製味噌

もう一つのこだわりが野菜です。
コースの一番最初に出てくる新鮮なお野菜。神戸市北区道場や三田市小柿の契約農家から毎日仕入れられています。
新鮮な野菜をシンプルに食べる。それがこのお店での食事の始まり。
野菜にディップするのが石川県の玉味噌にタプナードを合わせた特製味噌ソース。
このソースこそ、和の味噌と洋のタプナードを合わせた渾身の作品だと思います。

お部屋は全て個室。これからの時代にマッチした環境。完全予約制。

決して広いお店とは言えないですけどね。

予約制なんですね?

席が6部屋しかありませんからね。予約制でないと席が無いという事が多いそうです。
食品ロスなどを極力無くすためにも完全予約制スタイルをされているようです。SDGsを意識ししているのでしょうね。
また、予約をして田舎のレストランに向かうという楽しみが食事をより楽しみにするスパイスなのかもしれません。
前日までに電話もしくはWeb予約が必要との事。様々な用途にも対応しているので相談してみてはいかがでしょうか?
場所 | 兵庫県三田市下田中753-1 |
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ご予約・問い合わせ | 079-564-3143 |
営業時間 | ランチ(1部)11:00~12:45 (2部)13:00~15:00 ディナー 17:00~21:00(来店は19:00までに) |
定休日 | 木曜日 |
駐車場 | 台数に限りがあるので、乗り合わせで行かれた方が良いです。 |
要予約・キャンセルについて | 食材などの準備の都合上、前々日30%、前日50%、当日100%のキャンセル料がかかります。 |
公式ホームページ | 仁木家 お箸で食べる蕎麦とフレンチ |
まとめ
このお店では、料理人の腕は間違いなく美味しい料理が食べれます。
クラシカルモダンフレンチ。
基礎をしっかりと学んだ料理人がつくる事が大切です。古典フランス本来の味を知る人がつくるからこそ、モダンアートへのアレンジが出来るのです。
そして、色彩豊かな盛り付け。来た人を喜ばせたいというシンプルな想いが盛り付けに現れています。
お店の雰囲気、シチュエーションは静かな空間。山の中にある蕎麦屋。まさにそんなイメージなのではないでしょうか?
田舎に足を運んで行ってみる価値はあると思いますよ。
料理長が変わる前に、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか?